どうも、虎徹社長です。
会社は赤字でも潰れません。
でも黒字でも潰れます。
このことがわからないなら起業は辞めたほうがいい。
黒字倒産は決して少なくないのです。
その多くはトップの無知から来るもの。
会社が潰れる時
売上が低くても赤字でも会社が潰れる事に直接は関係しません。
現在ソフトバンクも空前絶後の大赤字で決算を終えましたが盤石です。
会社が潰れる時。
それはお金がなくなった時です。
かっこよく言えば資金がショートした時。
かっこよくないか笑。
黒字か赤字かは損益計算書で計算できます。
倒産を決定するのは現金。
つまり損益計算書で見るものではなくキャッシュ・フロー計算書で見るもの。
大丈夫。
めっちゃ簡単です。
通帳の残高見てたらリアルにわかりますね。
★コロナで大変な時にまだモチベーションが大事とか言ってたらマジで倒産するよ。★
赤字でも潰れないからくり
例えば家賃10万円の整体院があるとしましょう。
一人でやってるのでスタッフ給与の支払いはありません。
でも光熱費やその他の経費を入れると毎月25万の支払いがあります。
1ヶ月の売上が15万円なら10万円の赤字です。
でも通帳に100万円あればこの整体院は10ヶ月は10万の赤字続きでも潰れはしません。
ね、アホみたいに簡単でしょ。
黒字倒産とは?
では逆に黒字なのに倒産する整体院はどうなってるのでしょうか?
同じように毎月の支払いは25万円としましょう。
毎月35万円の売上をあげているので10万円の黒字です。
ですが銀行から1000万の借金をしていて毎月15万円の返済があります。
銀行の返済は税引後の
利益からしかできません。
10万円の利益からまず税金で3万円ほど引かれます。
そして残り7万円に足りない分の8万円を補填して銀行に返済します。
毎月8万円ずつ通帳から減っていきます。
貯金が8万以下になったところで資金ショート。
小売や建設業では黒字倒産のリスクはさらに高い
例えば2000万で建物の建築を受注しました。
契約にもよりますが2000万円を支払ってもらうのは完成してから。
それまでは材料費や人件費は会社の持ち出しになります。
損益計算書ベースでは2000万の売上。
でも実際はまずは1500万ほど支払っています。
そして完成前に顧客の会社が倒産したりで不払いになると2000万円は入りません。
しかもすでに1500万円は目減りしています。
この時に次の支払い1500万がのしかかってきて前述の2000万から支払う予定だった場合資金がショートします。
連鎖倒産や黒字倒産というのはこうしていとも簡単に起こります。
★失敗しない起業のやり方について熱く語ってみた★
今は上場した先輩経営者の言葉
5年くらい前、僕が経営に行き詰まっていた時とある先輩経営者に相談しました。
売上の低迷や信頼していたスタッフの離職などを話しました。
その時に言われたことが衝撃でその時は理解できませんんでした。
会社っていうのはな、
潰れなきゃいいんだよ。
今ではその意味がよく理解できます。
売上をあげることはトップでなくてもできる。
しかし潰れないような財務戦略を立てることはトップにしかできない。
だから起業するなら財務んい弱いなんてヘラヘラ笑っていたら絶対にいけないわけです。
何から勉強するべきか
まずは自社か興味ある上場企業の決算書が読めるようになること。
一番理解しやすい損益計算書から見ましょう。
みてわからない項目をググればいい。
そして貸借対照表。
ちょっとややこしいけどコツさえつかめたら簡単。
これもまず読んでみる。
わからない項目をググる、もしくはYouTube検索。
これが読めたら1枚のシートで
その会社の経営が結構丸裸に
近いくらいわかるよ。
これって面白くないですか?
最後にキャッシュフロー計算書。
実は倒産する会社はこれがさっぱりわかってない。
ぜひここまで行きついてほしいです。
ということで次回はおばあちゃんでも理解できるキャッシュフロー計算書について解説します。
また明日!
バイバイ!


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